さそり座。
10/24-11/21が誕生日の方はいますか。
ふらり星空の旅、初回はこの星座から紹介していきましょう。
さそり座は、黄道12星座の1つ、またトレミー48星座の1つでもあります。
黄道12星座とは、太陽の通り道である黄道上に存在する12の星座のことです。
太陽には特別な力があり、生まれた日に太陽の方向にある星座がその人にとって、
重要だと考えられていたので、黄道にある星座は特に大切な星座とされました。

トレミーの48星座は、2世紀の天文学者・クラウディオス・プトレマイオスが定めた48個の星座のことです。
これ以後はヨーロッパ、アラビアで統一した星座が使われるようになりました。
後に近世の天文学者が南天を中心に新しい星座をつけ加え、現在は星座の数は88になっています。

6月、さそり座は南東の空低くに、その美しい姿が確認できます。
赤く輝いているアンタレスが目印です。ここからアルファベットのS字型に並ぶのが、さそり座です。
夏を代表する星座で、冬のオリオン座と並んで、全天有数の形の美しい星座として人気があります。

さそりの胸に赤く輝く1等星は、アンタレス ( =アンチ・アーレス )、火星に対抗するものという意味です。
赤く見える火星がアンタレスの近くを通るときに、赤さを競っているように見えることから、この呼び名がついたそうです。
アンタレスは直径が太陽の約700倍もある赤色超巨星です。太陽系の中心にアンタレスをおくと、火星の軌道あたりまでのみこまれるほど、巨大です。
この星は一生の終わりに近づいている為、とても不安定で周囲にガスやチリをまき散らしています。
半径の12倍にもなるチリのシェルにつつまれ、さらに太陽・地球間の距離の2000倍にも広がるガスの雲に包まれています。
やがて、超新星爆発をおこし、吹き飛んでしまう運命にあります。
地球からの距離は500光年ほどしかなく、爆発の影響は地球にも及ぶと言われています。
こちらに星と星の大きさを比較したわかりやすい動画がありました。

The true size of our world
http://www.youtube.com/watch?v=jJ8UAMR98y4
ふらり星空の旅、初回はいかがでしたでしょうか。
夜空をきらめく星たちが少しでも身近に感じられたでしょうか。
仕事帰りのときにでも是非、さそり座を探してみてください。
次回はギリシャ神話の中でのさそり座について少しお話ししたいと思います。
是非、お楽しみに。